医療洗脳

マスク着用の例え話がおかしすぎる件

ラーメン屋ツイートが不自然にバズる

ラーメン屋の店主がノーマスクの解体作業員に「サラリーマンがノーヘルで現場にきたらどうする?」と言ってマスク着用を促し成功!とするツイート、これがとんでもなくバズってなんと「いいね」数が18万もついてて、さすがに違和感を覚えました。

この記事では、このツイート内容に3つおかしな点があることと、投稿主はまったくもって一般的なラーメン屋ではなかったことについて説明します。

例え話がトンチンカンすぎる

1.義務とお願いをごちゃまぜにしている

解体作業現場でのヘルメット着用は労働安全衛生規則等で決められており着用「義務」があります。労働基準監督署が抜き打ちでヘルメット着用してるかどうかのチェックにくることもあるそうです。
一方で感染対策上のマスク着用はあくまでも「お願い」。着用してないからといって労働基準監督署がくることもなく、警察にしょっぴかれるわけでもありません。これをごちゃまぜにしてる時点で例え話でも比較話でもありません。

もし比べるとしたら、コンビニや書店での「立ち読みはご遠慮ください」などマスク着用と同じ「お願い」にすべき。「立ち読みしないで」もマスク着用と同じく店側の「お願い」であって客の「義務」にはなっていません。
「お願い」だからこそ、立ち読みする人はあとを立たないし、店側はビニール袋に入れたりテープ綴じするなどで対策しているのです。(立ち読みを勧めているわけではありません)

2.サラリーマンはノーヘルで解体作業現場にこない

このツイートが胡散臭いのは「お兄ちゃんらの現場にノーヘルのサラリーマンが入ってきたらどうや?」と言うと、「なるほど!」と言ってマスクをしてくれた」のくだりです。

サラリーマンが解体現場にノーヘルで入ってくることはまずないでしょう。なぜなら作業現場はふつう関係者以外立ち入り禁止だからです。そんなありえない例え話をされて「なるほどそうか!」って即答する現場作業員が本当にいるのでしょうか。

3.作業中はヘルメット着用=ラーメン食べてる間マスクは着用

このツイートがおかしいのはヘルメット着用とマスク着用を同義と捉えているところですが、ヘルメット着用には明確な役割があります。エビデンスや因果関係なんぞ示さずとも「頭部を保護」しているのは明らか。

そして解体作業中にヘルメットをしないのは本当に危ないからこそ「義務」になっているのです。当然、作業中はずっとつけっぱなしです。

一方でマスクはどうでしょう?感染対策として意味がないことはもはや世界共通認識でブログ読者さんならみなまで言わずともおわかりのはず。ですが、このラーメン屋はマスク着用に意味があると思っています。そこまではわかります。

問題なのは、マスク着用は感染を防ぐとしてノーマスクの人に着用を促していますが、そこはラーメン屋だということです。感染を防ぐなら店内ではずっとマスク着用をしていなければいけません、解体作業中にずっとヘルメットしているように。

ヘルメットと同義なら「食べるときでもマスクを外すなんてありえない!」って言うべきなのです。でもきっと、ラーメン屋は食事をするところなのでマスク外すのは大前提のはずで、それがそもそもおかしいよ、という話です。

ただのラーメン屋じゃなくてANTIFAがらみだった

不自然なバズり方に違和感ありまくりでしたが、ツイッター恒例「バズったら宣伝」の画像を見て納得。なんとあの「ANTIFA」関係者らしいのです。

そしてライターの中川淳一郎氏が、このラーメン屋のことを詳しく説明してくれていました。バリバリ左翼で安倍元首相を批判すると無料で味玉子つけてくれるそうです(笑)

まさか・・・と思いましたが実際にデモ参加者に味玉サービスツイートがありました。

ということで、マスク脳は個別で戦っているのではなく大掛かりな組織としてうごめているのかもしれません。マスク肯定ツイートがバズると「まだまだマスク派が多数派」なんだと勘違いしてガッカリしそうになりますが、あくまでも作られたバズのようなので、気をしっかり持っておかしいことはおかしいと声をあげていきたいと思います。

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