麹が万能すぎて製薬会社に消されないか心配
エビデンスがないけど万能すぎる麹菌
コロナワクチンに疑問を持った方であれば、麹(こうじ)は一筋の光が見えるような大変希望のあるものです。詳しくは「麹親子の発酵はすごい!」を読んでいただくとわかるのですが、トランプ大統領やプーチン大統領の光だ闇だの話よりも遥かに現実味がありすごすぎて麹教でもあったら入りたいほどの威力です。
麹というと味噌・醤油・日本酒・漬物など日本人とかなり馴染みの深いものですが、西洋科学と東洋医学という観点からも麹は何歩も先をいっているようで、この本の著者曰く「西洋科学はAという物質があるからBになる、BがあるからCになる」「東洋医学的な考えではA・B・C・Dがあって、全部でEになっている、共生という考え方がある」という捉え方をしていて、麹菌単体で何かをするというよりは、何かに働きかけてそれをよりよいものに変えていく、だからエビデンスも出しづらいが、事実として改善されることがたくさんある、というのです。料理が美味しい、日本酒が美味しい、という他に、妊娠しやすくなった、シミやシワが消えた、癌が小さくなった、傷の治りが早い、痛みがなくなった、など体質改善や体を良くする作用がいろいろあるのが興味深いですよね。
陰謀論というなかれ、麹のポテンシャル
またこの本では、麹菌の作用がすごすぎて、西洋科学で理解されないことについても触れています。
私は2015年にプラハで開催されたEU家禽学会で、麹菌をわずかに添加するだけで鶏の盲腸内で酪酸が増えるというデータを世界で最初に発表したのですが、無視されてしまいました。欧米の科学者には、まだ共生という概念が理解できないようなのです。※引用元:麹親子の発酵はすごい p173
今の人類よりひとつ前に、非常に高度な文明が存在していて、その文明は滅びてしまったけれども、そのとき開発された技術で次の世代を救うために残されたのが、この麹だと思っているんです。大いなるロマンではありますけどね(笑)
※引用元:麹親子の発酵はすごい p185
とも述べています。癌に効果ありと言われた浅井ゲルマニウムがマスコミに徹底して叩かれた件などは、これとシンクロする感じがしませんか?麹で癌が治ったり不妊が解消したら、西洋医学は困っちゃうわけで。
広島に原爆が落とされた時「どうせ死ぬなら好きな酒いっぱい飲んどこ」と日本酒を浴びるように飲んでいたら原爆症が出なかったとか、長崎の原爆で被爆した人たちに梅干し入りのおにぎりとかぼちゃ入の味噌汁を毎日与えたら原爆症が出なかったとか、麹には放射能などのデトックス作用もあります。そういった底知れないポテンシャルを秘めているのが麹なのです。
塩麹と醤油麹があれば充分
私が麹を料理に取り入れるようになったのは5年ほど前。知人が作ってくれた鶏肉料理が本当に美味しくて、味付けというよりも「旨味」がすごいなあと思って麹を教えてもらったのが麹でした。
簡単な麹の使い方としては
ポイント
醤油と米麹を混ぜてつくる「醤油麹」
があります。甘酒ブームの時は炊飯器で甘酒作るのも流行りましたよね。砂糖不要なのに甘くて美味しくて美容にもいいというので、店頭から麹が消えたこともありました。ですが、停電になると炊飯器が使えないので、そういう時は常温保存が可能な塩麹と醤油麹が便利です。下の写真は左が醤油麹、右が塩麹です。

レシピというほどのものでもなく、醤油麹の場合は、醤油と米麹を同量混ぜて1週間程度で出来上がり(1日1-2回混ぜるだけ)。塩麹は米麹300g,塩90g,水400mlの割合です。米麹と塩を混ぜ混ぜして1日目は水の半分を混ぜ、2日目は残り半分を混ぜる。毎日1-2回混ぜるだけで完成です。見た目的には米麹がひたひたに浸かっていればOKという感じです。厳密に量を測らずともたいがいうまくいきます。北海道だと冷蔵庫に入れなくてもいいですが、本州など夏場かなり暑い場合は冷蔵庫保管がいいようです。
またコロナやコロワクの解毒で話題になった「松の葉」ですが、醤油麹に入れて作っているサイトを見て私も作ってみました。醤油麹は1週間後くらいから使えますが、松葉の醤油麹は1年以上たっても使えるとのことで、多めに作って保管してます。
肉や魚が傷みづらい
醤油麹と塩麹で肉料理と魚料理はなんでも美味しくなります。ポリ袋やタッパーに魚や肉をいれ、塩麹や醤油麹を和えて1晩ほど漬けて冷蔵庫に入れておくだけ。ふつう生の魚や肉だけを冷蔵しておくと2日目ぐらいで傷みだしてきますが、塩麹や醤油麹に漬けておくと3-4日たっても傷みません。むしろ味がしっかり染みて美味しくなっている。
最近、息子が釣ってきたアメマスを醤油麹漬けにしてみたのですが、冷蔵庫で放置してすっかり忘れていたのです。すでに8日も経過していてさすがに傷んだかなと思っていたのですが、これが全然なのです。で、焼いてみたら燻製のように味がしっとり染み渡っていて美味しい!さすがに冷蔵庫で8日は放置しすぎなので真似はしないでほしいなと思いますが、麹ってほんとすごいなと感心します。
もちろん冷凍してもいいので、肉や魚は買ったら塩麹か醤油麹に漬けて冷凍。停電になった場合は自然解凍するまでは保冷剤代わりとして使えます。解凍したら加熱して食べる。もし干し網があれば、薄めにスライスして干してから炙ったり燻製にしたりして保存期間を長くすることもできます。
米麹は安いし常温で日持ちする
米麹そのものは300gが200~400円前後で売られているので、10~20袋まとめ買いしてます。近所のスーパーでも売ってますしネットスーパーでも売ってます。楽天スーパーセールを利用するなどポイントたくさんつく時にまとめ買いしておくとお得です。米麹も玄米麹とか無農薬など高いものにこだわりだしたらキリがないですが、うちは安い米麹でも充分おいしくなってます。
身近な麹食品、麹飲料
麹はあまりに日本人に身近なので、備蓄のために特別にそろえるというよりは、いつも使っているものを多めに買っておくという認識でいいと思います。米麹はもちろんのこと、味噌、醤油、日本酒、酢、甘酒などもすべて麹製品ですので。こだわりのものを買えばそれなりに高いのですが、国産、無添加あたりの条件で選べばそんなに高くない、庶民的な商品です。
西洋医学に基づく医薬品のようにピンポイントで症状緩和というわけではなく、相互作用、共生という作用で体全体をよい方向に導いてくれることに期待して、麹は常にいっぱい備蓄してて損はないと思います。野菜は自分で作れますが、麹はなかなか自分で作れませんので。