子どものワクチン

小児の純粋なコロナ死は1人?

小児15人がコロナ死、どう責任とるつもり?

情報公開請求で話題の知念先生が小児コロナ死15人について投稿していました。

この投稿を最初みたとき、ワクチン接種が始まってからコロナ死なら、それはワクチンが原因なのではないか?と思いました。

・この15人すべてが未接種なのか
・接種対象年齢だったのか
・コロナ以外の死因の可能性はあるのか
そこがわからないことには、純粋にコロナ死とは言えないはず。

そこで今回は、小児のコロナ死をかなり詳細に調べてくださったtoshi3456さんのnote記事をもとに考察していきます。

コロナ死15人の詳細を完璧に調べ上げた貴重な資料

コロナ死とされる事例について、ワクチン接種の有無や基礎疾患の有無、前後関係についての情報を調べたりまとめたりするのは、本来なら厚労省や政府が率先してやるべきで、そうでなかったとしてもマスコミ各社が率先してやるべきことです。小児のワクチン接種を議論するならなおさら。

ところが、厚労省も政府も一切やらず誰も追求せず、ワクチンを推奨する医師は調べもせずに「コロナ死15人」として発信しているのです。こんな杜撰な情報提供がコロナ禍ではずっと続いています。

toshi3456さんのnote記事はそそういう意味でもかなり貴重です。すべての症例について自力で調べるには相当時間がかかったはずですが、さらにすごいと思うのは、色分けや一覧表にしてかなりわかりやすくまとめてくれているのです。これは誰にでもできることではありません。toshi3456さん、本当にありがとうございます!ここではnote記事の一覧表を抜粋させていただきます。

基礎疾患なし、ワクチンの影響なしのコロナ死亡例は1人?

下の表はtoshi3456さんがまとめてくださったものです。何が素晴らしいって、エクセル表をダウンロードできるようにしてくれているのです!なんて親切!!表を見ていくと15例中、コロナワクチン未接種で基礎疾患なしが判明しているのは2例のみです。

 

「記載無し」というのは、接種したかどうかわかってないということなので、この情報ではコロナ死なのかワクチンが疑わしいのかまではわかりません。

また未接種が判明している①の症例ではワクチン対象外(5歳未満)ですが「生まれつき障害があり人工呼吸器装着」とありますし、⑩もワクチン対象外ですが「急性心筋炎で死亡した疑いあり」との記載があります。このように詳細を見ていくと、確実にワクチン未接種で基礎疾患なしという条件でコロナで死亡したとされるのは15例中2例のみとなります。この情報だけでも、0-9歳で15人がコロナ死で亡くなったとするのはかなり無理があると思うのは私だけでしょうか。

 

10ヶ月の赤ちゃんの死因はわかっていない

さらにこのうちの1例は10ヶ月の赤ちゃんですが、NHKのニュース記事を読むと「死因はわかっていない」とあります。コロナに感染して亡くなったけど、死因はわかっていない、つまりコロナ死かどうかはわからない、ということです。

 

このニュース記事には赤ちゃんの症状も書かれていますが、軽い肺炎の可能性があったこと、「コンコンといった高い咳の音、ゼーゼーといった呼吸」、亡くなる直前は「唇が紫色」といった記載があります。こういった複数の症状があるのに「コロナ」だと診断するのは妥当なのでしょうか。

 

コロナ死は急性脳症の女児のみか?

以上のことからコロナが死因に関連していると断定できそうなのは急性脳症で亡くなった女児(表の6番目)のみとなりそうです。小児の急性脳症の患者は年間500-800人ほどと言われており死亡率は5%。原因となるウイルスは突発性発疹を含むHHV6/7(ヒトヘルペスウイルス)、インフルエンザ、ロタなどと言われていますが、半分ほどは不明との調査があります。(出典元:急性脳症の全国実態調査(平成29年))

となると、PCR検査が100%信用できない現状においては、急性脳症の原因がコロナウイルスであることはどうやって証明できるのか、という疑問も残ります。ケチつけるなと思う方もいるかもですが、コロナワクチン後遺症の因果関係はかなり厳密に証明を求められていますよね。だったらコロナ死についても同様に求めるのが筋というものではないでしょうか。

仮にこの女児のコロナ死が確定したとしても、0-9歳の8月1日現在の人口は924万人ですから、924万分の1(下図参照)。こんな死亡率の低い疾患で、なぜこんな騒ぎになるのかが全く理解できません。※女児の死亡について軽視しているのではありません。統計上の話をしています。

インフルエンザ脳症の死亡数はコロナより多い

以上が0-9歳でコロナ死亡の考察です。13人は不確定な情報があり、10ヶ月の赤ちゃんも死因は不明、コロナで亡くなった可能性が高いの1人のみです。

ここで、急性脳症といえばインフルエンザ脳症が有名ですが、2019年にインフルエンザ脳症で亡くなった0-9歳の死亡数は7人。この状況でもワクチンの接種券が一斉送付されたり、努力義務になったりはしなかったのです。なぜコロナ死とコロナワクチンだけがヒステリックに叫ばれるのでしょうか。叫んでる人たちは、なぜインフルエンザの時にはダンマリだったのでしょうか。

私が不信感を抱くのは、小児のコロナ死を叫ぶ人たちに一貫性がないからです。そして、コロナ死以外の自殺やワクチン疑いの死亡をあまりに軽視しているからです。命が大事だというわりに、コロナ死だけを特別視して声高に叫ぶのは、結果的に命を軽視していることになりませんか?

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