膨大な副反応をデータベース化
厚労省は公式ホームページに副反応報告資料をアップロードしていますが、非常にわかりづらいです。そのため副反応について詳細を瞬時に調べたい場合は副反応データベースがおすすめです。このサイトは、厚労省の副反応報告をすべてデータ化して、条件ごとに調べられるとても便利なサイトです。無料で誰でも閲覧できるのに、とても使い勝手がよく、膨大なデータ量にも関わらずサクサク動きます。
本来これは厚労省がやるべきことですが、副反応報告を行っている去年からずっと、非常にわかりづらいPDFを何千ページとアップロードしているだけなので、有志の方が作ってくれました。データはすべて厚労省の資料に基づいているので、元データは公式発表のものとなります。
副反応データベースの使い方
使い方は至ってシンプルなので、特に説明を読まずともできるかと思いますが念の為。早く使いたいという方は早速こちらからご利用ください。
手順1 ワクチンの種類を選ぶ
国内で接種されているワクチンは2022年2月の時点で3種類ありますが、大多数に接種されているのはファイザーとモデルナの2種類です。まずは、このどちらかを選びましょう。
手順2 条件をしぼりこむ
今回は「ファイザー」を選びます。「ファイザー副反応疑い報告」の部分をクリックすると、下記のように全件数がヒットします。年齢別や重篤度などいろいろな条件を絞りたい時は手順3に進むため、下記画像にある「フィルタ」をクリックします。
すると条件を入力するためのフォームが出てきます。下記フォームに検索したい条件のところだけ入力してください。例えば、下の画像では、年齢を「12-19」、性別を「男性」、発生までの日数を「7」としています。全ての項目に入力する必要はないです。入力し終わったらフォーム右上のバツ印を押して閉じます。これで検索条件が反映されます。
その後また元のページに戻るので「更新」ボタンを押します。
手順3 検索結果を表示させる
更新ボタンを押すと、いよいよ条件を絞ったデータのみがヒットします。※今回は発生日数が少ない順から多い順に表示されています。
膨大な厚労省の資料からデータを拾ってまとめるのは至難のワザですが、このサイトがあれば、瞬時に検索できます。このサイトはとても使いやすく、検索条件を入力しても瞬時にサクサクと表示されるのもうれしいですね。慣れれば30秒もかからずに検索できるので、ぜひご活用ください。