福島雅典先生のスペース、主な内容
2月16日にtririan華さんの企画で京大の福島教授と長尾先生の対談形式でスペースが開催されました。
約1時間でしたが、主な内容は
ポイント
・ワクチン被害者の救済認定、訴訟の具体的アドバイス
・福島先生の今していること→情報開示請求、行政訴訟
・福島先生が早急にやっていきたいこと→治療ガイドラインの作成、検査方法の確立
・福島先生の医師としての覚悟と熱き咆哮
と非常に濃い話が満載でした。
特に救済認定や医療訴訟については、福島先生ご自身のイレッサ訴訟経験など重要かつ具体的な話がてんこ盛り。イレッサ裁判では厚労省から妨害されるなど生々しいお話もありあっという間の1時間でした。
ワクチン被害者や関係者はもちろんのこと、全国民が聞くべき、知っておくべき内容になっています。これを知らないと自分や家族を守ることができません。
それぐらい今は緊急事態であり、福島先生や長尾先生の言葉を借りれば「虐殺」「殺人」が起きているともいえるような状況になってきています。
そうはいっても「1時間は長い、、、」とか「なんだか難しそう」と感じる方がいるかもなので、私が個人的に重要だと思ったところを抜粋します。対談内容は録音されており、いつでも誰で聞くことができますので、気になるところだけでも聞いてみて下さい。
緊急性と重要性の高いものから列挙していきます。
ワクチン被害者が絶対に抑えておくべき2つのこと
現在ワクチン被害にあっているけど、まだ救済の申請をしていない方、申請中だけどうまくいってない方にとってかなり重要な話でした。スペース:26分目~「証拠保全の手続きを間髪入れずにやらないかん、ものすごく過激な話になるんだけど」のあとは必聴です。
絶対に抑えておくべき2つのことに加えて、ふだんから意識してやっておけば証拠として提出できる●●について教えてくれています。
これらを抑えないと勝ち目がなくなるので、必ずここは聞いてメモしてほしいです。まだやってない方は今すぐにでもアクション起こしてください。
・スペース:47分目~ カルテの保全だけではダメな理由が述べられています
ワクチンで失業した、日本死ね
福島先生はコロナワクチンの経過は最初からつぶさに見てきており、歴史的薬害になるともおっしゃっていました。ですが、まずは被害者が声をあげないことには何も始まらない、と。被害者しか損害賠償請求はできないと強調しておられました。
ツイッターで経過報告してるだけでは足りないので、救済認定を受けるために実際に行動を起こす必要がある。ネットを使うなら「保育園落ちた、日本死ね」で政治が動くこともあるので、「ワクチンで失業した、日本死ね」という使い方をする、などもおっしゃっていました。
スペース39分目~
心筋の横紋筋融解症は聞いたことがない
福島先生の50年間の医師生活においても心筋の横紋筋融解症は聞いたことがない。横紋筋融解症(心筋以外も)は去年6月に法医学の先生から聞いた分で10件、その後福島先生ご自身が調べたら28件に増加。
中日の木下投手やピアニストの荒井千裕さんについても見解を述べられています。
50分目~
※ここで取り上げられた「亀田総合病院、嘉村医師」の横紋筋融解症の症例について、資料はこちらから読むことができます。下記は資料内の患者さんの写真です
ワクチン後遺症のガイドラインと検査方法の確立
今本当に問題なのは、
●苦しんでいるのに治療が追いついてない
●従来の検査では何も異常が出ない
ことだと思います。
そこで福島先生は有志医師会とタッグを組んで診療ガイドラインの作成を進めるとのことでした。
また検査方法については、かなり具体的な手法をいくつも述べているので医療従事者の方も勉強になる部分は多いと思います。そんな遠い未来の話ではなく、もうすぐそこまで来ているという感じで、ここはとても希望がもてるお話でした。
スペース57分目~
福島先生 魂の咆哮
終始冷静な福島先生ですが、あまりに理不尽な厚労省の対応に対して怒りをあらわにする場面もありました。立場ある方はワクチン慎重派でも言葉を濁すことが多いですが、福島先生の場合は忖度発言は一切なし。
福島先生は彗星のごとく現れ、みんなの心を一気にかっさらっていきましたが、それはこの忖度なしの物言いとズバッと切ってくれる潔さだと思います。そして「医師として」「日本人として」「人として」熱いメッセージをたくさん発信しておられました。
28分目~
「国家の犯罪だね」
「虐殺ですよ、ほとんど」
「そんな理不尽なことが、そんな不条理なことが今の世にあっていいのか」
51分目~
「とんでもないことがおこってるなあというのが、私の原点です」
「日本の科学技術立国、国是がね、もう風化してるっていうのか無視してるっていうのか崩壊してるなあっていうところ」
「国力、民力、知力の問題で、医師としてこういうことやるのは(医療訴訟や意見書作成など)民力ですよ」
「民力が衰えたらこの国は崩壊だわ」
56分目~
「まず目の前にいる患者さんがどういう訴えをしてるか、医学的にどういうアプローチをするか、そこの1点ですよ医者の責任は」
やはり一度はぜんぶ聞いてほしい
ここまで、重要と感じたところを抜粋してきましたが、やはり一度は通しで聞いたほうがいいと思います。この記事ではワクチン被害者の方に直結する部分を主に抜粋しましたが、スペース内では福島先生の日本人としてこうあってほしい、法律の知識はなぜ身につけるべきなのか、身に付けないとどうなるのか、という「人として」「日本人として」の思いも語られていて、そういう文脈で救済申請や訴訟の話になっています。
決して甘いことはおっしゃっていません。人によってはズバズバ言われた感じがして辛くなるかもしれません。ですが長いこと医療訴訟に携わってきて厳しい現実をわかっている福島先生だからこその重い発言だと思います。国を相手取るというのは、そういうことです。
「あっけなく終わるかもしれない」ワクチン訴訟
福島先生のチームは、今ファイザーの5万ページにものぼる資料を全て翻訳中だそうです。そして治療ガイドラインや検査方法も急ピッチで進められています。絶望することが多い世の中ではありますが、福島先生とチームのご活躍は大変な希望で、このスペースを聞いて私はとても前向きな気持になることができました。
「訴訟は長くかかる」とおっしゃってましたが、「あっけなく終わるかもしれない」とも言っておられました。たしかに今の国の腐敗ぶりを見ると、長く闘えるほどの体力も知力も国側にはないような気もします。わたしたち国民が気づいて怒って強くしつこく訴える、そのパワーで変えられると信じたいです。