シェディングが理解されづらい理由
シェディングは、コロナワクチン副反応よりもさらに理解されづらい症状です。なぜなら
●因果関係不明
●症状がさまざますぎる
●平気な人もいれば入院するほど体調悪くなる人がいる
●共通点は「ワクチン接種者が近くにいた(いたっぽい)」
コロナワクチンの後遺症とも共通するのは、因果関係不明、症状がさまざますぎる、平気な人もいれば入院するほど体調悪くなる人がいる であり、シェディングもコロナ後遺症もコロナワクチン後遺症も、症状として苦しい上に、周りから理解されないという二重苦なのが本当に辛いところです。
ワクチン接種後の副反応しては、心筋炎や心膜炎は一般接種スタート後に追加されましたが、シェディングの場合、容易に診断できるないのも難しいところ。
コロナワクチン後遺症にもいえますが、検査しても異常なしなのに、本人はかなり辛くて起き上がれない、食べられない、歩けない、記憶がとぶ、ずっと頭痛など、医師であっても「わからない」というのが現状です。
どうやればシェディングの存在が証明できる?
シェディングはツイッターの個人的報告だけではワクチン接種者が原因かどうか証明するのは無理です。なぜなら、日常生活においては、その症状が本当にワクチン接種者由来なのかどうか、100%確実だと言い切れないからです。
その蕁麻疹、本当の原因はなに?
例えば職場でのシェディング事例を考えてみましょう。本人以外が全員ワクチン接種であったとして、本人に蕁麻疹が出た。この場合、蕁麻疹の原因はもちろんシェディング以外も考えられるわけです。ダニや花粉、柔軟剤や洗剤、ホコリやペットの毛、本人の体調や精神的な要因、食べたものなどなど、ざっとあげただけでも蕁麻疹となる可能性がこんなにあります。
意地悪で言っているのではなく、その蕁麻疹がシェディングのせいだ、というには、シェディング以外の要因が絡まない実験室みたいなところできちんと検証する必要があるということです。
接種者と未接種者を複数人あつめる
以前、宮沢孝幸先生もおっしゃってましたが、きちんと検証しようと思ったら、最低限、接種者と未接種者が複数人必要です。細かい話をすれば、年代別だったり、男性・女性に分けるなども知りたいところですよね。特に女性の方がシェディング被害に合いやすい印象もあるので、個人的にもここは興味があります。
まず最近ワクチンを打った人とワクチンをまったく打っていない人を集める。ついでシェディング被害者を集める。あとはワクチンを打っていない普通の人をそれぞれ10人以上。組みで同じ狭い部屋に入り30分ほどいてもらい体調に変化があった記録する。もちろん盲検です。1日5時間の試験で2日ですみます。
— Takayuki Miyazawa (宮沢孝幸) (@takavet1) March 10, 2022
シェディング被害が出るのはワクチン接種から何日後?
また、シェディングが起きるのは
接種後1日以内なのか
1週間以内なのか
1ヶ月以内なのか
半年以上たっても起きるのか
など期間ごとの検証もやってほしいです
。昨年の9月以降で、2回目接種が始まる頃にシェディング報告が増え、その後落ち着いていたのに、2022年3月頃からの3回目接種が始まるとまたシェディング報告が増える。こういう傾向があるのなら、ワクチンを打ってすぐの期間にシェディング被害が多発すると考えられそうです。それを実験室でちゃんとやってくれれば対処のしようもあります。
ロットごとでシェディング被害は変わる?
コロナワクチンの死亡事例や重篤事例は、ロット番号によって偏りがありました。製薬会社も厚労省も公表していませんが、副反応事例にムラがあることや異物混入事件がいろいろあることから、コロナワクチンはロットごとに成分が異なる可能性は充分考えられます。
そして、シェディング被害がワクチンに起因すると仮定するならば、シェディング被害の症状はロットに左右されている可能性も考えられます。
コロナワクチンに懐疑的で未接種の人でも「シェディングなんて嘘でしょ、全く変化なし。」という人もいれば、ものすごい不調になって入院してしまう人もいます。
シェディング以外の要因をきちんと除外できた環境で、ロット番号がいろいろな接種者の中に未接種者を同席させて、どんな状況になるのか、こういった検証も必要だと思います。
そうすれば、シェディングが本人の虚言によるものなのか、ロットの違いで出る人には出て、出ない人には出ないだけなのかもずいぶんわかってくると思います。
例えば、同じロットでも、シェディング被害が出る人と全く大丈夫な人がいる場合は、その人たちで何が違うのかを見ていけば、シェディング被害を受けやすい体質などもわかってくるかもしれません。
年齢や性別、職業や生活習慣が似ている人だと、より比較することに意味が出てきますよね。例えばアレルギー体質だとシェディングが出やすいとか、コロナに自然感染してるとシェディングが出ないとか、そういった要因がより特定できるようになります。
といっても、現実はこんなに厳密には難しいかもしれませんが、いろいろな属性の人同士と、ワクチンのロットいろいろで検証することでわかることはたくさんあります。こんな重大なことなのですから、一刻も早く国が率先してやってほしいなと思います。
ワクチン接種者が何人いればシェディングが起きるのか
職場など多数が集まる場に長くいる場合は、ワクチン接種者数が多いほどシェディング被害に合いやすいのか、ワクチン接種者が1人でもいればシェディング症状が出るのか、といった検証もしてほしいです。
接種者の呼気や汗などから何かが出ていると仮定して、それが多ければ多いほど酷くなるのか、ある一定量に達すれば症状が出てくるのか、そういうことも今の段階では全くわかっていません。
接種者とどう過ごしたらシェディングになる?
家庭内で接種した人いて、その人と同じ部屋で過ごすとシェディング症状が出たり、家庭内はみんな未接種だけど職場に行くとシェディング症状が出るなど、状況によっても被害の出方はさまざまです。ここで興味深いアンケート結果をご紹介します。
「接種者とどのように関わったか」をシェディング被害に聞いているのですが、1番多そうだなと思った唾液はダントツの最下位。井上正康先生が唾液か母乳と言っていたので唾液ヤバそうと思っていましたが、実は「同じ部屋で過ごした」が最も多いそうです。
ワクチンのシェディング被害(皮膚の異常や不正出血)に遭った方に質問です。接種者とどのように関わったらそうなりましたか?
— Transporter (@retopsnart) October 9, 2021
ただ、この項目は「関わり方」しか見ていなくて、時間がよくわからないですよね。唾液は一瞬かなあと思ったり(ラブラブカップルはもっと長いのかも。)お風呂は一緒なのか別々なのかわかりませんが長くて1時間ぐらいですかね。体に触れる機会は関係性によって時間がだいぶ異なるので判断しようがありません。
そして「同じ部屋で過ごした」は、イメージとしては1分とかそんな短い時間ではなさそうな気がしています。なので、ただ単に一緒の部屋ですごす時間が長いからシェディング被害にあうのか、同じ部屋でも1分とかの短い時間でも被害にあうのか、そういった条件も掘り下げてアンケートしていけば、もっと詳しくいろいろなことがわかってきそうです。
なぜワクチン接種者は平気で特定の未接種だけが苦しむのか
体力がある人ほどシェディング被害にあいやすいとか、ワクチン禍の前から化学物質過敏症だったりするとあいやすいとか、添加物の多い食品をとってない人ほどあいやすいなど、これもまたいろいろな憶測が流れています。
しかし不思議なのは、ワクチン接種者は全然シェディング様症状で困ってないところなんですよね。コロナワクチン後遺症で苦しんでいる方はもちろんいらっしゃるのですが、人数的には多くの接種者が、シェディング被害で苦しんでいる人ほど困ってないで元気だったりします。これは、体内に注入したことですっかり馴染んでいるのか、どういう機序でそうなっているのか、接種者も未接種者もどちらの人も気になるところではないでしょうか?
血液検査をすればわかるのか、脳波測定やMRIなどでわかるものなのか、はたまた一般的な検査レベルでは全くわからないけど、知る人ぞ知る遺伝子研究者だとその違いがわかるのか。このあたりは私の頭ではさっぱりわかりませんが、疑問に思っていることの一つでもあります。
ワクチン接種者の呼気を計測する
これは、接種者と未接種者が同室にいる、といった実験とは異なりますが、ワクチン接種者の呼気から何かしら出ているのかをダイレクトに調べるやり方です。すでに歯科医師の方が実施して話題になっています。
こういうことが実際おきているのであれば、松本医院の院長の仮説もそこまで圧力かけて批判されることでもないのかもしれません。というか、そういう可能性があるなら、専門家で団結して徹底して検証したらいいのです。なぜ専門家でもない個人の医師がやらないといけないのか、推測しただけで大批判を浴びるのか、その構図がおかしいと思います。