ワクチン情報の非公開は意図的?
ファイザーの新型コロナワクチン資料の全文が2022年3月に公開されました。え!?今までぜんぶ公開されてなかったのにバンバン打ってたの?厚労省も医者もぜんぶ知らなかったのに打たせてたの?
残念ながらそのとおりです。なぜなら意図的にアメリカのFDAが公開しなかったからと言われています。ファイザーが「うちの会社のコロナワクチンを承認してください」とお願いし「OKですよ」と承認するのがFDAですが、問題なのはファイザーが提出した資料をなんと55年先まで公開しないと決めていたのです。
すでに国内で1億人以上に接種され、世界でも50億人以上に接種されているワクチンです。
政府やマスコミや医者や専門家があれだけ「安全!効果抜群!」と宣伝しまくっていたワクチンです。
その情報のすべては公開されてしかるべきではないでしょうか。
※追記:2023年2月末時点の世界の接種率
打ち終わった今になって公開するのも遅すぎですが、それを55年間も非公開にするだなんて、国民をバカにするのもたいがいにしてほしいものです。
厚労省の資料も黒塗り
ちなみに、日本でも厚労省は関連資料を黒塗りにしています。これは陰謀論でもなんでもなく、厚労省や医薬品医療機器総合機構という薬を承認する機関のホームページから誰もが閲覧できる資料です。
不誠実な製薬会社と国
つまり、アメリカでも日本でも、あろうことか国民はコロナワクチンの情報についてきちんと知らされていないのです。ケネディ暗殺事件でもそうで、事件の真相は50年後に公開というのが話題になっていましたが、今回のコロナワクチンはケネディ暗殺どころの話ではありません。
成分として何が入っているのかわからないワクチンを日本人口の8割、世界人口の7割がすでにもう打ったのですから。これの意味するところはファイザーが知っていたコロナワクチンの成分や「起こりうる有害事象」やその他もろもろに関する重大事項を、一般人に伝える気はなかったということ。
しかも本来は国民にきちんと伝えるべき国もその隠蔽に加担しているといっても言い過ぎではないと思います。本当に伝えるつもりがあるなら、黒塗りはしないはずでは?
アメリカで訴訟問題に発展
もちろん、55年も先延ばしなんて許されない!ということで、アメリカで情報公開せよの訴訟が起き、結果として2022年3月から毎月55000ページを公開することになりました。
今からその資料の一部を紹介しますが、その内容もさることながら、この公開に至る経緯そのものが不誠実であること、ここはしっかりと頭に入れておいてください。
国は国民にそういうことをする機関でもあり、かつその重大事項を、日本の大手マスコミは一切報道しないのです。製薬会社も国も不誠実と思いますが、一般人の味方であるはずの大手マスコミでさえももはや味方とは言い難い立場にあるようです。
「起こりうる有害事象」がズラズラと
55000ページはさすがに多いので、このページでは「起こりうる有害事象」一覧の資料PDF38ページ分のみ紹介します。現物の資料はこちらのページよりダウンロードできます。すべて英語なので、このブログではせめて雰囲気だけでも。
30ページ目から最後のページまでに「起こりうる有害事象」一覧があるのですが、9ページに渡り報告された「起こりうる有害事象」事例(ADVERSE EVENTS OF SPECIAL INTEREST)が列挙されています。こちら↓はその最初のページ(ページ番号30)
このページの上半分をdeepl翻訳してみると
最初の1ページ目でもうお腹いっぱいという感じですが、これが9ページに渡り続きます。
心筋炎はかかっても大丈夫な病気なのか
上記の一覧はあくまでも起こりうるとされる有害事象です。しかし、実際に日本ではコロナワクチン接種が始まってから心筋炎が若い男性に頻発しており異常事態でした。すでに2021年6月の段階で循環器医師が厚労省のワクチン分科会で訴えていたにも関わらず、10代20代にワクチンが高頻度で出たために、結局は副反応として追加されるに至ります。
この心筋炎でさえ、診察したことがない町医者はどれほどいるでしょうか。心筋炎を報道でよく耳にしかたもしれませんが、決して身近で高頻度に起こる病気ではなく、軽視していい病気でもありません。心筋炎としては軽症の部類だとしても、心筋は一度傷つくと再生しないため、安易に「大丈夫です」といえるような疾患ではないと思います。
指定難病の可能性も
また、心筋炎に限らず、公開された資料のうちの一つ「アジソン病」を例にとってみましょう。これは指定難病で日本では年間600人ほどが罹患するとてもレアな疾患です。症状は易疲労感、 全身倦怠感 、脱力感、筋力低下、体重減少、低血圧、食欲不振、 悪心 ・嘔吐、下痢などの消化器症状、精神症状(無気力、不安、うつ)など様々。
この状態の患者を診てアジソン病だと診断できる町医者が果たしてどれだけいるでしょうか。他の症状としては、皮膚、肘や膝などの関節部、爪床、口腔内に色素沈着がありますが、それでもその色素沈着を診てアジソン病だと診断できるのでしょうか?医者でさえわからないレアな難病に患者本人が気付けるのでしょうか?
様子見も選択肢の1つ
このブログをお読みの方は、コロナワクチンに関して少なからず懸念を抱いていると思います。その懸念理由の一つにはここで述べたように「すべての情報が公開されていない」こともあるでしょう。
しかし、このページをお読みになればわかりますが、この期に及んでなお、コロナワクチン情報のすべては公開されていないのです。やっと一部が公開されたに過ぎません。現状、すでにわかっていることでさえ公開されていない上に、長期の副反応に関してはわからないことだらけなのです。
ワクチンの選択肢は「打つ・打たない」の2択ではありません。「様子見をする」ことも立派な選択肢です。わからないことが多すぎる上に、情報が公正に公開されていない現状で正しい判断など誰にもできるわけがありません。しかも厚労省や国は、この期に及んでもワクチンの情報をすべて公開していないのです。
わからないから様子見をする、これは大人であるなら当たり前の選択肢です。そして今の段階でわかっているのは、コロナワクチンを接種しても、コロナに感染するし、他人にも感染させるし、重症化もするし、死亡もするということ。
そして、リスクについての情報はまだ公開途中ですべてがわかっていません。せめて、すべてが公開されてからでも判断するのは遅くないのではないでしょうか。